2014.07.03

リターゲティングは本当に効果を出せるのか?(第一弾)

リターゲティング広告を知っていますか?

新技術が続々と登場しているWeb広告業界ですが、ここ数年特に熱いキーワードの一つが「リターゲティング広告(※)」。バナー広告などのディスプレイ広告の中では非常に効果の高いWeb広告手法として一気に広まったものの、近頃は「効果が出ると聞いてお金をかけたわりに成果が出ない。リターゲティングは意味があるの?」という疑問の声も一部ではあがっているみたいですね。今回のコラムでは、2回に分けてこのリターゲティングのことをわかりやすく解説してみたいと思います。

※Googleではリマーケティング広告、ヤフーではサイトリターゲティング広告と呼んでいます。

リターゲティングとは何か

まずは「リターゲティングって何?」という方のため、簡単に仕組みを説明しましょう。リターゲティングを一言でいうと、「一度特定のWebサイトを訪問したユーザーにだけ、バナー広告(テキスト広告)を配信するサービス」。たとえば、化粧品を販売しているAという通販サイトがあるとしましょう。ある日そこに、Xさんというユーザーが訪れます。しかしこの日はお金がなかったのか、あとでゆっくり考えようと思ったのか、何も購入せずに通販サイトAを離れます。

普通ならXさんとサイトAの「ご縁」はそれで終わりですよね。ところが、XさんがサイトAから出て、全く関係のないサイトBやサイトCを閲覧すると、やはりサイトAに関するバナー広告が表示される。これにより、Xさんは一度訪れたサイトAのことを思い出し、やがて購入につながる可能性が高まるというわけです。

リターゲティングのメリット

リターゲティングのメリットは、ズバリ「見てほしいユーザーだけを対象に、広告を表示できること」。

従来のバナー広告の場合、Webサイト内の広告枠を買い、そこを訪れるユーザー全員に広告を表示させるわけですが、「そのサイトを見ている人=商品・サービスに興味がある人」とは限りません。お問い合わせや購入への意欲の低いユーザーに対しても配信されてしまうため、「知らない人への認知を拡げる」目的では有効であっても「直接お問い合わせや購入をしてもらう」目的になると費用対効果が合わないことが多かったです。

これに対してリターゲティングでは、一度自分のサイト(商品紹介サイト、ブランドサイト等)を見にきた人「だけ」を追跡し、継続的に広告を表示させ続けます。それゆえ、商品・サービスに興味がある人=意欲の高いユーザーに広告を見てもらえる可能性がかなり高いのです。

もう一つ、メリットがあります。それは「低予算から実施可能」なこと。広告枠を買い取って表示する通常のバナー広告と違い、リターゲティングの場合はクリックされた場合のみ課金されるため効率的。極端な話、予算が1万円しか用意できなくても実施できるのが魅力です。

リターゲティングとは何か、おわかりいただけましたか?
一見ものすごく効果の出そうなリターゲティングですが、実は最近は効果が出なくてやめた方が良いのでは…と思っている方が増えていると感じています。
次回はこのリターゲティングの運用にあたっての注意点を説明します。お楽しみに!

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アドソリューション部 アカウントプランナー W・N

アドソリューション部 アカウントプランナー W・N

大学在籍中よりWEBマーケティングに関する業務に携わり、大学卒業後、WEB(広告/制作)関連の会社の自社メディアの運営、マーケティング業務を行う。現在は、クライアントのリスティング広告を中心とした、課題・目的・戦略に合わせて採るべき具体的な施策の立案と実施から実施施策の課題抽出、改善までの実務を担当。